東京の伝統野菜である江戸東京野菜。

主に江戸から昭和中期（40年代）までに作られていた江戸東京野菜は、それぞれに物語があり、味や形など個性豊かで魅力にあふれています。

50種ある江戸東京野菜のうちの、そのひとつが、このシロップに使用されている八王子ショウガです。

八王子ショウガは昭和初期にあきる野二宮神社でしょうが祭りが開催されていた際に入手し、その後八王子の加住町で栽培が始まりました。それ以来80年以上にわたり毎年途絶えることなく生産されています。現在では加住町、小比企町、中野町、川口町、石川町等の市内生産者20名程が八王子ショウガを作っており、生産者グループが発足されています。

収穫された八王子ショウガは農産物直売所や各スーパー、飲食店などに出荷されています。

鮮やかな黄色味を帯びており辛味が少なめで筋っぽさが無くみずみずしいのが特徴です。